『ふじたろう畑を借りる日がきた』
はじめまして。
27歳、どこにでもいる会社員のふじたろうです。
2021.5.12の今日。
『畑を借りました。』
時は遡ること先週末。
仲良しなお隣さんと畑借りれないかな?
と話をしていた。
そして、先日。日課の愛犬との散歩を楽しんでいるとこんなものを発見。
見慣れた畑に見かけない看板が。
そこにはこう書かれていました。
『貸農園 ○○○-○○○○-○○○○ 名前』
これは運命だと思い、すぐに電話を。
と思ったが、今の時刻はAM6:30。
おそらく相手は高齢で既に起床済みどろうが、ここで安意に非常識なマネは出来ない。
焦る気持ちを抑え、仕事の休憩時間にかけよう。
仕事中時計を何度も見るがいつもより時間の進みが遅く感じる。
そして、昼の12時。待ち焦がれた電話番号に入電。
数回のコール音が流れ、電話口におじさんの声が。
緊張しながら、畑をどうしても借りたい熱意を伝えると、「借り手がいなくて困っていたところだ。是非、使ってくれ。」とあっさり二つ返事。
今すぐにでも畑に駆け出したい衝動を抑え、5月12日10時に畑前で待ち合わせの約束をこぎつけた。
そして、眠れぬ夜、仕事も手につかない数日を過ごし、今日を迎えた。
今日は仕事が休みでいつもより少し遅く起床。
いつもと変わらない愛犬との散歩。
8:30。畑の前を愛犬とドキドキしながら通るも、おじさんの姿はない。
もうすぐ、待ち焦がれたおじさんに会える。
家路につき、朝食を済ませ、朝の準備。
おじさんに会うだけなのに、髪の毛もセット。
そして、9:55。
畑に向け、家を出る。
住宅街抜け、左に曲がるとすぐそこに畑。
畑の中へ目を凝らすと、そこには1人のおじさん。
「○○さんですか?」思い切って声をかけた。
すると、「そうです。畑ですね!」と電話で聞き覚えのあるおじさんの声。
そこからは話がとんとん拍子に進み、無事に畑を借りられる運びに。
おじさんから提示された畝(うね)は下の写真。
1畝15mほどの長さ。しかも5畝。
とても菜園童貞に扱い切れる畝量ほではないが、ここで引き下がるわけにはいかない。
「全部借ります」と伝え、おじさんと専属契約を結んだ。
お土産にスナップエンドウと名前は忘れたが、なんちゃらエンドウもちゃっかりゲット。
隣の畝で作業をしていたおじさんの妹さんにも苺の手土産をいただいた。
この年になって人の温かみを感じた1日だった。
さて、ここからふじたろうの家庭菜園がはじまる。
次回、『ふじたろう、農具を揃えるの巻』。
続く。